Living暮らす

てくてく魚沼暮らし~魚沼市役所本庁舎に行ってみた

魚沼市が誕生して16年目の2020年5月。
それまでは旧町村にまたがる分庁舎方式をとっていた魚沼市に、新しい庁舎が完成しました。

庁舎が集約されて何が変わったのか、市民の方からどのように利活用してほしいのかを、

新庁舎建設に携わった担当者の方(現:魚沼市役所管財課施設管理係)にお話をうかがうべく、魚沼市役所本庁舎に向かいました。

 

魚沼市役所本庁舎を訪ねる。

遠くから見ても、窓の市松模様がオシャレです。

 

-新庁舎を建設する話はいつ頃からあったのでしょうか。

6町村が合併する準備段階から新庁舎を造るという動きはありました。

新庁舎が必要とされた理由は、新しい市のまちづくりの拠点となる場所ができる事、そして防災の観点からです。
災害が起きた時、分庁舎では指示の遅れや指揮系統がバラバラになりかねないので、旧町村ごとの拠点ではなく、まとまった拠点として庁舎の一本化が必要という事でした。

一時期建設計画が凍結されたこともありましたが、紆余曲折を経て建設されることになりました。

 

-分庁舎方式の時は用事を済ませるために色々な庁舎に行きました

分庁舎方式では市民サービスの面で利便性の欠ける点がありました。
その場では対応しきれないこともあり、市民の方へ「詳しくは○○庁舎○○課へ行ってください」とお伝えしなければならないことも多く、ご面倒をおかけしました。

本庁舎に機能が集約されたことで、市民サービスの向上にも繋がっています。

 
-新庁舎のコンセプトを教えてください

庁舎は、『市民の安心を支え、市民が集う、まちづくりの拠点となる庁舎』という基本計画に掲げた基本理念を基に、地域の特色を取り入れて建設されました。

 

  • 地域の特色である『雁木』を取り入れました。
    庁舎周りにある「雁木テラス」は、コミュニティスペースになると共に、雨、雪、強い日差しを遮る緩衝帯にもなっています。

  • 天井やカウンター、フローリング等に、ブナや杉などの魚沼産木材を使用しています。
    コンクリートの建物の中に木材を利用することによって、温かみを持たせています。

  • 災害時の拠点として、地震に強い頑丈な造りとなっています。
    頑丈な造りといってもただ大きな柱で建物を支えるのではなく、できるだけ柱を見せず、庁舎内の見通しが良くなるように考えて設計されています。

  • 市民ギャラリーがあり、市民活動の作品展示ができます。
    市民サークルから絵画や写真など作品展示の申し込みをいただいていて、概ね2カ月間くらいのサイクルで展示内容が変わっています。

    現在は写真が展示されている

 

-市民の方には新庁舎をどのように利活用していただきたいでしょうか

市民ロビーは、常に解放しているので、待合場所やちょっとした息抜きの場所として、気軽に利用していただきたいです。
行政手続きのためだけに来庁されるのではなく、ギャラリーの作品などもゆっくり見ていただきたいですね。

雁木テラス(現在はコロナ禍で利用休止中)は広いスペースがあるので、地域コミュニティでマルシェや小さなお祭りなどコミュニティの場として利用していただけると嬉しいですし、より庁舎を身近に感じていただけると思います。

 

―ありがとうございました

 

今回のお話をうかがったテーブルも、魚沼市産の木材を利用した温かみのあるテーブルでした。
短時間利用しただけですが、無機質な事務机より話が弾んだように思います。

ギャラリーの絵を楽しむ市民の方の姿も多くあり、ただ行政手続きのためだけに訪れる庁舎ではなく市民のコミュニティの場として、開かれている庁舎になりつつあることがうかがえました。

これからも庁舎の建設基本理念である『市民の安心を支え、市民が集う、まちづくりの拠点となる庁舎』として市民を支える庁舎であって欲しいと思います。

 

date
魚沼市役所本庁舎

〒946-8601 
新潟県魚沼市小出島910番地
電話番号:025-792-1000(代表) 
FAX:025-792-9500
ホームページはこちら

開庁時間:月〜金曜日 午前8時30分〜午後5時15分(祝日、年末年始を除く)
休日窓口:毎月第1日曜日 午前8時30分〜午後5時15分(本庁舎のみ)