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魚沼特使と魚沼談議 その2

『魚沼市の出身者や関わりの深い方から、魚沼市の魅力を広く全国に紹介してもらうため、市長より委嘱された方々』(魚沼市ホームページより)である魚沼特使。
令和4年9月26日現在30名の方が任命され、魚沼市を全国にアピールするべくご尽力いただいています。

特使の方に、魚沼の魅力や好きなところ、PRしたいところなどをざっくばらんにお伺いました。

 

 

魚沼特使 No.16 佐藤 永久氏

魚沼市出身。警視庁退職後平成12年に警察特別功労賞受賞。平成22年に叙勲瑞宝双光章受章。現在一般財団法人東京新潟県人会館理事長、新潟県人会副会長、東京広神会会長としてご活躍されています。

 

魚沼特使にして東京広神会会長、新潟県人会副会長、一般社団法人新潟県人会館理事長を務める、佐藤永久さん。
インタビューさせていただきたい旨を手紙にしたためたところ、丁寧で達筆な手紙とともに、快諾の返事をいただきました。

東京に出向き、佐藤さんが理事長を務める新潟県人会館でお話を伺いました。

 

ー東京広神会はいつ頃から続く会なのでしょうか

昭和30年に広瀬村と薮神村が合併し、広神村になりました。東京広神会はその3年後、昭和33年に設立されたので、今年で64年目になります。私は第10代会長として13年会長を続けているので、次期総会には交代させてもらおうかなと思っています。

現在は60代を中心に約200名の会員がいますが、高齢化が進んでいます。40代は数人で、20~30代は残念ながら一人もいません。若い方にも、東京広神会の存在を知ってもらえると良いのですが…

 

ー関東圏在住の魚沼出身の年配の方は、どのような時に魚沼を訪れたいと思うのでしょうか

魚沼で行われるイベントにかこつけて、訪れたいという想いはあります。季節のうつろいを感じさせるイベントはどうでしょうか。
例えば、奥只見は紅葉の時期素晴らしい景色が見られますし、春はゴールデンウイーク頃まで春スキーが楽しめます。
入広瀬では、雪解けの時期に「雪流れ」という珍しい現象が見られます。
上原のコスモス、カタクリの群生、新緑のブナ林など、広い魚沼市の中に点々と魅力はちりばめられているのですが、それをつなぐものがないので、各地の魅力をつなげて回れるような、バスツアーがあったら行ってみたいですね。
年を取ると、歩くのも大変になります。また、各場所を案内してくれる案内人の方がいらっしゃるとよいですね。
今年の市報の表紙に、大白川の新緑のブナ林が載っていました。
とても美しく、ぜひ見に行きたいと思いましたし、もっと宣伝しても良いのではないかと思っています。

 

ー佐藤さんは元警察官でいらっしゃいますが、どのようなきっかけで魚沼を離れられたのでしょうか

私には兄と妹がいます。当時は、家を継ぐのは長男で、次男は自分の道を開拓するというのが普通でした。中学卒業時に、地元企業から声をかけていただき、残りたいという気持ちもありましたが、自分の道を切り開くために両親が高校に行かせてくれ、今の自分があります。

教員になろうと大学を出て教員免許を取得しましたが、残念ながら東京でも新潟でも採用に至らず、それから警察官を目指しました。

警察官として携わった一番大きな事件は、1972年の「あさま山荘事件」です。銃弾が飛び交う中、任務にあたりました。今年はあさま山荘事件から50年になります。

 

ー佐藤さんから見る魚沼市はどのようなところでしょうか

魚沼にはとても良い素材があるけど、活かしきれていないように思います。

まずは、魚沼にどのような魅力があるか調査して、その魅力を発信することに力を入れてみてはいかがでしょうか。すでに力を入れて取り組んでいることでしょうが、観光も含めた魅力を発信することで興味をもつ人が現れ、その人々が交流することによって新たな縁や出会いも生まれるのではないかと思います。

移住、定住者も急に増えるわけではなく、長いスパンで見ていかなければなりません。
先ほどもお話しましたが、まずは魅力である名産品の魚沼産コシヒカリをはじめとする農産物や漬物、笹団子などの食や、雄大な自然、驚くほどの積雪も発信し、魚沼市を知ってもらう。
そこから興味を持った方が少しずつ魚沼を訪れ、いずれ移住や定住につながっていくのではないでしょうか。

 

ー魚沼に想うことをお聞かせください

魚沼市はとても良いところです。

市外に住んでいると、ふるさとの良さが伝わってきます。
人柄の良い人がたくさんいて、人好きな人が多いです。

ふるさとの今をあまり知らずに、私の想いだけで魅力の調査や発信、イベント企画など考えつくことをお伝えしましたが、全てに取り組んでいただくことは難しいので、重点を絞るために一つでも気になったものから取り組んでいただければと思います。
魚沼の方一人一人が、私がふるさとの代表だ!という気持ちで、明るく楽しく、魚沼市は魅力ある楽しいまちだとをアピールしていただければと思います。

東京広神会として、これからもふるさとを応援していきます。

 

ーありがとうございました。

 

 当初「私には何も良い話はできませんが…」と謙遜されていましたが、魚沼に対する熱い想いが次から次へとあふれてくる佐藤さん。

魚沼を心から応援してくださる気持ちがとても嬉しく、ふるさとを離れたからこそ、強く想う気持ちがおありなのだなと感じました。

多くの方にこの気持ちを届けたい、そう思いながらのインタビューとなりました。